国土交通省関東運輸局は5月7日、ゴールデンウィーク期間中に茨城県と東京都内で実施した特別街頭検査の結果、不正改造車17台に対して整備命令を発令したと発表した。
特別街頭検査は、5月4日夜9時から翌朝5時まで茨城の県道236号線風返峠交差点(筑波山周辺道路)で実施したほか、5月5日午後11時から翌朝6時まで東京の首都高速9号深川線上り辰巳第1パーキングエリア内で行った。
その結果、34台の車両を検査し、最低地上高不足などの不正改造がされていた17台に対して整備命令書を交付し、改善措置を命じた。整備命令を受けたユーザーは、必要な整備を行い、最寄りの運輸支局か自動車検査登録事務所で確認を受ける必要がある。
整備命令が出された車両の保安基準不適合箇所の主なものは、最低地上高不足となる改造等の車枠・車体関係が17件、違法な灯火器(灯火の色を含む)の取付等の灯火関係が13件、マフラー改造等の騒音・排ガス関係が12件となっている。