曙ブレーキ工業が7日発表した2013年3月期通期連結決算は、最終損益が5億1800万円の黒字となった。前期は32億1500万円の赤字だった。
売上高は、海外景気の低迷による輸出減少などの影響により、前期比1.7%減の2060億5000万円となった。
利益面においては、受注減少の影響はあったものの、北米での収益改善諸施策が功を奏し、営業利益は同12.5%増の43億1500万円、経常利益は同62.2%増の34億0200万円となった。
今期の業績予想は、連結売上高が前期比8.9%増の2244億円、営業利益が同85.4%増の80億円、経常利益が同97.0%増の67億円、最終利益は同382.9%増の25億円となる見通し。