ポルシェジャパンは4月30日、『カイエンS』『パナメーラ』など計7車種のカムシャフト・コントローラに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年5月21日~同年7月13日に輸入された計340台。
カムギヤを固定しているボルトが損傷して緩み、異音や点火タイミングずれによるエンジン不調が発生したり、エンジン警告灯が点灯する。ボルトが破断すると、破片でエンジンが損傷したり、カムギヤ固定が外れてエンジンストールが発生するおそれがある。
全車両、カムシャフト・コントローラを良品に交換する。ボルトが破断している場合には、エンジン内部を点検し、必要な修理を行う。
不具合発生件数は4件で、本国からの情報でわかった。事故は起きていない。