凍結した橋上でスリップ、夏タイヤの軽トラックが正面衝突

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22日午前5時30分ごろ、山形県河北町内の国道287号で、橋上を走行していた軽トラックが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していたトラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で軽トラック側の2人が重傷を負っている。

山形県警・寒河江署によると、現場は河北町谷地付近で片側1車線の直線区間。クルマは全長約500mの橋上を走行していたが、凍結路面でスリップして対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していたトラックと正面衝突した。

衝突によって軽トラックは大破。運転していた同町内に在住する74歳の男性が頭部強打の重傷。助手席に同乗していた75歳の女性も足を骨折する重傷を負った。トラックの運転者にケガはなかった。

事故当時は気温が氷点下近くまで下がり、路面は凍結した状態となっていたが、軽トラックはすで夏タイヤを装着していた。警察では凍結した路面にハンドルを取られたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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