三菱自動車は、為替水準が円安に振れたことなどから2013年3月期の経常利益が939億円となるなど、通期業績見通しを大幅に上方修正した。
同社では、資材費などのコスト低減などの効果で営業利益が前回予想より34億円プラスの674億円となった模様。これに加えて、円高修正による営業外損益の為替差益188億円や、持分法損益の好転で、経常利益は前回予想より319億円増の939億円となった模様。前年同期比では54%の増益となる。
当期純利益は130億円を予想していたが380億円に上方修正した。
売上高は前回予想より51億円増の1兆8151億円とほぼ前回予想通りとなった。