マレーシアにレンタルされるジャイアント・パンダ2頭は当初の予定より半年早く、12月にも中国から到着する見通しだ。
ダグラス・ウガー天然資源環境相が明らかにした。現在受け入れのために2,500万リンギをかけたパンダ舎の建設が、国立動物園ズー・ネガラで急ピッチで進められている。
パンダのレンタルは、2014年の馬・中国交樹立40周年の記念として両国間で合意したもの。マレーシアに来るのはメスの「フェンイー(鳳儀)」とオスの「フーワ(福娃)」で、レンタル期間は10年。1年当たりのレンタル料は100万米ドル(320万リンギ)に上る。パンダ舎の入場料金は最低でも10リンギになる見通し。内部は摂氏4度に保たれ、10人の飼育員が担当するという。
マレーシアでは別の名前をつけることになっており、これまでに2,324件の応募が寄せられている。
(星洲日報、ザ・スター、南洋商報、4月13日)