渋滞の車列に大型トレーラー突っ込み、4人が死傷

自動車 社会 社会

4月11日午後0時30分ごろ、愛知県豊田市内の伊勢湾岸自動車道上り線で、渋滞中の車列に対して大型トレーラーが追突。車両5台が関係する多重衝突に発展した。この事故で最後部のワゴン車に乗っていた3人が死傷。追突被害を受けたトラックの運転者も負傷している。

愛知県警・高速隊によると、現場は豊田市和会町付近で片側3車線の直線区間。当時は東名高速道路で発生した事故の影響で8km程度の渋滞が発生しており、車列が構成されていた。大型トレーラーはこの車列に気づかずに進行。第1車線の車列に突っ込んで3台が玉突き。隣車線でも1台が被害を受け、車両5台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で車列最後部に位置していたワゴン車に同乗していた59歳の女性が全身強打でまもなく死亡。運転していた刈谷市内に在住する38歳の男性が骨折などの重傷。別の同乗者1人も打撲などの軽傷。追突被害を受けたトラックの運転者も軽傷を負っている。警察はトラックを運転していた埼玉県さいたま市内に在住する45歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

調べに対して男は「遠方をボーッと眺めていて、手前の渋滞を見落とした」なとど供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV