狭い踏切をすぐに通過できなかったクルマ、列車と衝突

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4月11日午前6時10分ごろ、愛知県清須市内にある名古屋鉄道名古屋線の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の急行列車が衝突する事故が起きた。クルマは中破したが、運転者は衝突前に車外へ脱出していてケガはなかった。

愛知県警・西枇杷島署によると、現場は清須市清洲付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。乗用車は進入したコース(角度)の関係で円滑に通過できず、ハンドルの切り返しを行っていたところ、列車が接近。運転していた27歳の男性は車外に脱出したが、この直後に上り急行列車(名鉄岐阜発/国府行き、6両編成)が衝突した。

この事故でクルマは中破したが、運転していた男性にケガはなく、列車の乗客乗員約300人も無事だった。

現場の踏切は幅員が約2mしかなかった。警察では男性から過失往来危険容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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