韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは4月8日、3月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万4539台。前年同月比は0.3%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
市場別では、信用不安に見舞われている欧州が3月、5万7651台を売り上げ、前年同月比は6.6%増と好調を維持。中国では3月、4万8364台を販売し、前年同月比は19.6%増と5か月連続で前年実績を超えた。中国は1-3月でも、前年同期比23.9%増の13万5571台と好調。
一方、米国では減速。米国では3月、4万9125台にとどまった。前年同月比は14.6%減と、2か月連続で前年実績を下回る。
しかし、地元韓国は3万2900台にとどまり、前年同月比は17.8%減と4か月ぶりに前年実績を下回った。
車種別の3月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(韓国名:『K2』)が4万4371台で、引き続き最量販モデルに君臨。SUVの『スポーテージ』は3万2966台。小型セダン&クーペの『フォルテ』(韓国名:『K3』)が、3万2799台で、これに続いた。ミッドサイズセダンの『オプティマ』は2万3981台、SUVの『ソレント』は1万7402台を売り上げる。
キアモーターズの2013年1-3月世界新車販売は、65万3361台。前年同期比は2.7%増とプラスを保っている。