MINIペースマン、水平なシェイプラインが安定感を表現

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BMWグループで2モデル目となるスポーツ・アクティビティ・クーペを名乗るMINI『ペースマン』。そのデザインは、『クロスオーバー』をベースとしながらも、随所にデザインアクセントがちりばめられている。

一番のウリは、美しいクーペモデルだと同社試乗会場で話すのは、ビー・エム・ダブリュー広報室製品広報シニア・ スペシャリストの前田雅彦さん。デザインを担当した、MINIデザインチームのクリストフ・スーズ氏も、「スポーティなクーペスタイルでドアが長いことが特徴です。サイドシルあたりの切れ上がったラインがツードアを目立たせています」という。また、ショルダーラインもフロントからテールまで続き、長さを強調する。そのショルダーはリアに向かって上方へ、ルーフは下方へ伸びることで、よりクーペスタイルを強調している。

スーズ氏は、リアもペースマン独特のデザインだとする。全てのシェイプラインを可能な限り水平にすることで、安定感を表現。また、テールランプも他のミニが縦型であるのに対し、横長のデザインとなった。これも、視覚的に安定感を表現するための工夫である。因みにペースマンで初めてリアに車名のロゴが入った。

しかし、フロントから見ると、一見クロスオーバーとデザイン上の差がないように見える。スーズ氏もその点は認め、「ヘッドライト、ボンネット、パワードーム、エアインテーク、フォグランプなどはクロスオーバーと同じです。しかし、よく見ると、グリルを囲むクロームが太くなることによりスポーティな表現となっています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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