4月7日、全日本MX開幕戦がHSR九州で開催され、IA1(450/250)でチームスズキの熱田孝高が第1ヒートで3位表彰台を獲得した。全国的に荒れ模様となった週末。九州地方も土曜日に暴風雨となり、日曜日はやや天候が持ち直したものの真冬並みの冷え込みとなったため、完全なマディコンディションでの開幕となった。IA1クラス第1ヒート、熱田はオープニングラップを5番手、チームメイトの小島庸平(スズキ)は7番手でクリア。2周目にひとつ順位を上げた熱田は、5周目に地元の深谷広一(ホンダ)をパスし3番手に浮上。先行する2台は逃したものの、最後まで手堅く走り切った熱田は開幕レースで3位彰台を獲得。小島も順位を2つ上げて5位でフィニッシュした。続く第2ヒート、共にまずまずのスタート決めた小島と熱田は、小島が3番手でオープニングラップをクリア。一方の熱田はスタート直後の混戦で他車とラインが交錯して転倒。コースサイドに寄せた深い泥に嵌まって抜け出せなくなり、熱田はいきなり周回遅れとなってしまう。コースのほぼ全域に深いワダチが刻まれ、所々でマシンがストップするような状況の中慎重に周回を重ねた小島は3番手のポジションをキープしてチェッカーを受け3位表彰台を獲得。なんとか再スタートして最後尾から追い上げた熱田は9台をパスし14位でフィニッシュした。■IA1 ヒート11位:成田亮(ホンダ)2位:平田優(ヤマハ)3位:熱田孝高(スズキ)4位:小方誠(ホンダ)5位:小島庸平(スズキ)6位:星野優位(ホンダ)■IA1 ヒート21位:成田亮(ホンダ)2位:田中教世(ヤマハ)3位:小島庸平(スズキ)4位:小方誠(ホンダ)5位:北居良樹(KTM)6位:三原拓也(カワサキ)■IA1 ポイントスタンディング1位:成田亮(ホンダ)50P2位:小島庸平(スズキ)36P3位:小方誠(ホンダ)36P4位:平田優(ヤマハ)35P5位:田中教世(ヤマハ)33P6位:北居良樹(KTM)30P