国交省中部地方整備局は、2012年12月22日に開通した、国道153号伊南バイパス延長約2.4km暫定2車線(飯島町本郷~町道堂前線(飯島町飯島)開通後の3ヶ月の利用状況と効果をとりまとめた結果を4月3日に発表した。
現道153号は、伊那谷特有の河岸段丘で急激な起伏やカーブが多く存在し、冬期には路面凍結による事故が頻発し、ひとたび事故が発生すると数時間以上通行止めとなり、救急搬送などにも重大な支障が生じていた。
本バイパス開通により、国道153号線の交通量は、1日あたり1万1900台から9100台に2800台の減少。また救急搬送において、到達時間の短縮に加え、冬季事故多発場所を回避できることで、確実に効果のあったことが確認されたという。