全日本空輸(ANA)グループは、英国のスカイトラックスが運営するエアライン・スター・ランキングで、これまでの「4スター」から格付けを1段階昇格し、最高評価である「5スター」を獲得した。
「5スター」は現在、世界で6社が獲得しており、日系エアラインとしては、史上初。
「5スター」には他に、シンガポール航空、アシアナ航空、マレーシア航空、キャセイ・パシフィック航空、カタール航空、ハイナン航空が認定されている。
ANAグループでは、顧客満足度のグローバル評価指標の一つとして、経営戦略の中でも、スカイトラックスの「5スター」を獲得を目指してきた。
エアライン・スター・ランキングでは、空港から機内サービスの800を超えるカテゴリーについて、顧客が常に5スターレベルのサービスを体感できる航空会社を「5スター」に認定している。最新のプロダクトだけでなく、フロントラインスタッフの品質を最重要項目として評価しており、今回、空港から客室まで、ANAグループのフロントラインスタッフのサービス品質が高いことが評価され、「5スター」に認定された。
また、ANAは今年、米エア・トランスポート・ワールド誌から「2013年エアライン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、更にフライト・スターツのオンタイム・パフォーマンス・サービスでは「ネットワーク・グローバル・エアライン部門」と「ローエスト・グローバル・キャンセレーションズ部門」で世界1位を獲得している。
同社では今後も、「5スター」水準の維持するだけでなく、基本品質の一層の向上に取り組む方針。