東武鉄道は、子会社の東武エネルギーマネジメントが栃木県佐野市の東武佐野線葛生駅南側土地で大規模太陽光発電(メガソーラー)事業を展開すると発表した。
新設する大規模太陽光発電設備で、発電電力量を年間約128万kwhを想定している。これは一般家庭約350世帯分の年間電力消費量に相当、CO2削減量は年間約402万トンを見込む。
太陽光システムメーカーは、工事の発注先である千代田組経由で東芝とする。
東武グループでは、社有地など保有資産を有効活用し、環境の負荷低減への対策を進め、持続可能な活力ある低炭素・循環型社会づくりの一助にするため、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用した大規模太陽光発電事業に参入する。
2013年7月の発電開始を目指して工事に着手した。
今後、太陽光利用をはじめとする発電事業、再生可能エネルギーの活用、鉄道・分譲事業への展開に向けてのノウハウを蓄積し、事業展開を加速させる意向だ。