日産 リーフ を非常用電源に…柏の葉のシェアリングサービス拡充

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特定非営利活動法人である柏の葉キャンパスシティITコンソーシアム(KACITEC)は3月28日、千葉県柏市で展開している「いろんな乗り物“街乗り!”シェアリング」のサービスを4月1日から拡充すると発表した。

電気自動車(EV)などのエコカー、電動バイク、電動アシスト自転車など複数の種類の乗り物を1つの貸し出し・返却システムで統合運用し、利用者が目的に応じて使い分けることができるマルチ交通シェアリングサービスで、2011年6月に社会実験として開始し、会員数は現在約400人にまで成長している。

サービス拡充では、新たに導入する日産のEV『リーフ』を、独自開発した「防災エネルギーボックス」につなぐことで、携帯電話などの充電用コンセント、ラジオなどの通信機器の非常用電源として使用できるほか、電力を地域の防災拠点に供給し、避難所の照明用電源などにも使用可能とする。

さらに、リーフの蓄電量と現在位置ををリアルタイムで把握できるため、どのリーフを防災エネルギーボックスに移動するのが効果的なのかを判断することができる。

《レスポンス編集部》

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