ルネサス エレクトロニクスと同子会社のルネサス モバイルは、次世代のハイエンド車載情報端末向けSoC(System on a Chip)として、「R-Car H2」を製品化、サンプル出荷を開始した。
「R-Car H2」は、車載情報端末向けSoCとして業界最高性である2万5000DMIPS(Dhrystone Million Per Second)以上を実現し、最新PowerVRアーキテクチャ高性能グラフィックスコアG6400を車載機として初めて採用した。
また、「R-Car H1」に比べ、約8倍の処理性能を実現したIMP-X4の搭載により、標準API(Application Program Interface)であるOpenCV(Open Source Computer Vision Library)に対応などの特長を有する。
新製品の量産は、2015年6月から開始し、2016年6月には月産10万個を計画。