新関西国際空港が発表した2月の運営概況によると関西国際空港の国際線・国内線合計の発着回数は前年同月比13%増の9947回と17か月連続で前年を上回った。
関空の国際線旅客便が同6%増の5373回と17か月連続プラスで、2月として開港来最高となった。これにより2012年1月から14か月連続で月の最高実績を更新している。国内線は新規就航などの効果で同46%増の3555回と引き続き高い伸び率となっている。
国際線旅客人数は、同7%増の90万9920人と16か月連続で前年を上回った。内訳は中国の春節が昨年と比べて月ずれしたことや、昨年の閏年などにより、日本人旅客は同7%減の56万4390人と2か月ぶりに前年を下回った。外国人旅客には同52%増の32万4870人と2か月ぶりに前年を上回った。
国内線旅客数は68%増の45万1551人と17か月連続で前年を上回った。
貨物量は、国際線貨物量が同17%減の4万4132トンと2か月ぶりに前年を下回った。積込は4か月連続で前年を下回り、取卸は2か月ぶりに前年を下回った。
大阪国際空港(伊丹)は発着回数が同4%減の9372回と16か月ぶりに前年割れとなった。
国内線旅客人数は、同4%減の93万9487人と3か月連続マイナスとなった。
貨物量は、積込量が同7%増、取卸量が同1%減となり、総取扱量は同3%増の8847トンと7か月連続で前年を上回った。