BMWグループ2012年通期決算…純利益は4.4%増

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BMWグループは3月19日、2012年通期(1‐12月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、前年比11.7%増の768億4800ユーロ(約9兆5000億円)。純利益は51億2200万ユーロ(約6335億円)と、前年実績に対して4.4%増だった。

2012年の世界新車販売は、前年比10.6%増の184万5186台。このうち、BMWブランドは11.6%増の154万0085台を売り上げる。

車種別実績では、新型を投入した『3シリーズ』が、前年比5.8%増の40万6752台。『5シリーズ』も前年比9%増の33万7929台と支持された。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、新型『X3』が前年比27.1%増の14万9853台。『X1』も16.9%増の14万7776台と好調だった。

市場別では、中国が前年比40.4%増の32万6444台。中国を含めたアジア全体でも、31.6%増の49万1512台と伸びた。米国は13.8%増の34万7853台。欧州は86万4812台を売り上げ、前年比は0.8%増と、信用不安の中でも堅調だ。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「BMWグループにとって、2012年は過去最高の好決算。販売台数、売り上げ、収益ともに、新記録」と語っている。

《森脇稔》

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