葬儀場でクルマ暴走、通夜の参列者6人が重軽傷

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16日午後6時40分ごろ、和歌山県有田川町内にある葬儀場の駐車場で軽乗用車が暴走。入口のガラスドアを突き破ってロビー内に突っ込む事故が起きた。この事故でロビーに居合わせた男性6人がクルマにはねられ、重軽傷を負っている。

和歌山県警・湯浅署によると、現場は有田川町野田付近にある葬儀場。軽乗用車はバックで駐車スペースに進行していたが、突然加速。そのまま建物入口のガラスドアを突き破って建物内に進入した。

クルマは入口近くのロビーにいた男性6人を直撃。このうち74歳の男性が足を骨折する重傷。43歳の男性が腹部強打の重体。他の4人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。クルマを運転していた同町内に在住する82歳の女性にケガはなかった。

現場の葬儀場では午後7時から通夜が行われる予定で、事故当時はロビー内に参列者が待機していたという。警察ではアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いとみて、女性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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