国交省神戸運輸監理部、巨大地震発生時の輸送に関するマニュアルを策定

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巨大地震発生時の輸送に関するマニュアル
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国交省神戸運輸監理部では、南海トラフ巨大地震などの大災害が発生し、陸上交通機関が寸断された場合に備え、旅客輸送手段のマニュアル化を、これまで4回に亘って検討してきたが、5回目となる3月21日、最終検討会にて決定する。

マニュアルは、大災害により、陸上交通網が寸断された場合、神戸港を起点として船舶による旅客輸送を、迅速に実施するための体制と手段の構築が骨子となる。

これまでの調査・検討事項は、「東日本大震災」の被害状況把握、「東海・東南海・南海地震」による阪神港の被害の想定、「阪神大震災」における行動レビュー、阪神港で旅客船が着岸できる港の検討と問題点の把握と、これら諸要綱につき検討を進めてきた。

今5回目の検討会において、「緊急旅客輸送航路開設に伴うマニュアル化」を検討の上決定する。

《平泉翔》

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