ペトロナス、ビントゥルのEPCC契約を日揮に発注へ

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)が近く、20億米ドル(62億リンギ)規模の設計・調達・工事および試運転(EPCC)契約を日揮に発注する模様だ。英字紙「ザ・スター」が伝えた。

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国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)が近く、20億米ドル(62億リンギ)規模の設計・調達・工事および試運転(EPCC)契約を日揮に発注する模様だ。英字紙「ザ・スター」が伝えた。

サラワク州ビントゥルの液化天然ガス(LNG)トレイン9プロジェクトにおける事業で、日揮はこれまでにも同施設のEPCCを受注している。

昨年2月、ペトロナスは日揮などの企業連合および千代田、イタリアのサイペムなどが関わる合弁にLNG設備の基本設計(FEED)契約を発注。基本設計を技術面などから競わせ、優れた方の企業連合に契約を発注する方針を明らかにしていた。

トレイン9プロジェクトの年間生産能力は360万トンと見込まれている。2015年第4四半期の稼動開始が見込まれている。既存のビントゥルにおける年産能力は2,400万トン。

千田真理子

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