東京メトロ、係員が乗客から収受した運賃の一部を着服

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東京メトロは、同社六本木駅で、係員が業務時間中に駅券売機と改札で乗客から収受した運賃の一部を複数回にわたって着服していた事実が判明したと発表した。

同社によると24歳男性の駅係員が、2月23に発生した他の駅係員の金銭を窃盗した件について、同社が事情聴取した際、2012年6月23日と2012年10月24日の2度にわたって六本木駅の券売機から、1回当たり1万円を着服したこと、2012年1月から2013年2月の間に複数回にわたって、恵比寿駅と六本木駅改札で乗客から収受した精算運賃のうち、1回当たり最大2000円程度を着服したことを認めた。

同社では社内規則に沿って、厳正に処分するとともに、今後、収入金の取扱いについて再度指導を徹底するとともに、全社員へのコンプライアンス教育を再徹底すると、している。

同社では乗客からの収入金に関する不正を行ったことは、「信頼を著しく損なうことであり、深くお詫びするとともに再発防止に努めたい」としている。

《レスポンス編集部》

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