JR東日本は、営業拠点として「北陸営業センター」を4月1日付けで石川県金沢市に新設すると発表した。
同社は昨年10月に策定した「グループ経営構想V~限りなき前進~」で「地域との連携強化」に取り組んでいる。
今回、2014年度末に予定されている北陸新幹線・金沢開業を機に、新たな観光需要の創出が見込まれる。これを取り込むため、北陸営業センターを新設する。運営は同社グループのびゅうトラベルサービスが担当する。
北陸営業センターは、北陸エリアの観光に関する情報収集、調査、分析、観光開発に関する業務のほか、「大人の休日倶楽部」会員に向けた販売促進補助業務、地元自治体、観光施設との連絡・折衝などの業務を行う。
営業所を運営するびゅうトラベルサービスは、これら業務に加え「国内旅行事業本部北陸営業センター」が、今年秋以降、旅行商品の仕入、企画、造成に関する業務も開始する。