デンソーは、パワーエレクトロニクス製品向け評価棟を安城製作所内に建設すると発表した。
評価棟の建設は、ハイブリッド車用製品に代表されるインバーターなど、パワーエレクトロニクス製品の開発体制強化が目的。投資額は約115億円で、2013年3月1日に着工し、同年11月末に完成、2014年4月から稼動する予定。
今回建設する評価棟では、同社が提供するパワーエレクトロニクス製品について、高い信頼性を保つための性能評価や、次世代製品に向けての研究開発を行う。評価棟新設により、製品評価を実施するとともに、評価結果を研究開発にフィードバックすることで開発効率を高め、競争力ある製品創出につなげていく。