ZMPは、車載CANデータをスマートフォンやタブレット経由でクラウドにリアルタイム送受信可能なシステムを構築する「車載CANデータ・クラウド・システム構築サービス」の提供を開始した。
今回のサービスは、同社のCANデータ送受信機「ZMP OBDII/CAN-B」と、スマートフォン/タブレット端末およびクラウドサーバWindows Azureの設定作業で構成。クルマの診断用コネクタOBDII端子にZMP OBD II/CAN-Bを接続することで、無線(Bluetooth)でスマートフォンやタブレットに車載CANデータを送受信することが可能となる。
これらのデータは、マイクロソフト社のクラウドプラットフォームWindows Azure上に構築したデータベースに、3GやLTEといった公衆回線経由で蓄積でき、リアルタイムに受信・モニタリングができる実験システムとして利用可能となる。
価格は20万7900円。