米国の自動車大手、フォードモーターは2月22日、スイスで3月に開幕するジュネーブモーターショー13において、『エコスポーツ』の欧州仕様を初公開すると発表した。
フォードモーターは2012年4月、中国で開催された北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、新型エコスポーツをワールドプレミア。初代エコスポーツは2003年に発表。ブラジルで生産され、主に南米で販売されている小型SUVだ。ブラジルなどの南米市場では、累計70万台を売り上げた人気車種で、2004年からはメキシコにも投入されている。
新型エコスポーツは、フォードモーターのコンパクトカー、『フィエスタ』の車台をベースに開発。主に都市部に住む若い世代をターゲットに、軽快感のあるコンパクトなSUVフォルムを構築する。
搭載するのは、フォードモーター自慢のガソリン環境エンジン、「エコブースト」。複数が用意されるエコブーストを代表するユニットが、1.0リットル直噴3気筒ガソリンターボだ。クラスの新基準となる燃費性能を実現した。
新型エコスポーツは、ブラジルなどの南米だけでなく、インドやASEAN、中国など、世界市場で販売されるグローバルSUV。欧州では、急成長している小型SUVセグメントに投入される。