ヴァレオジャパンは、3月13日から15日まで東京ビッグサイトで開催される第4回国際自動車通信技術展(ATTT)に初出展し、半自動駐車支援システム「Park4U」の実演を行うと発表した。
「Park4U」は、超音波センサーで駐車可能な空きスペースを検知し、縦列駐車とバック駐車のステアリング操作を自動で行う駐車支援システム。ドライバーはステアリングに全く触れる必要がなく、前進・後退のシフトチェンジと、速度をコントロールするアクセル・ブレーキペダルの操作だけで駐車ができる。
同システムの第1世代は、2007年にフォルクスワーゲンの『トゥーラン』に搭載され、 当時は縦列駐車のみに対応していた。第2世代の「Park4U」は、縦列駐車に加えてバック駐車も可能になり、駐車スペースから出庫する際のステアリング操作をアシストする機能も加わっている。
日本市場向けでは、2012年10月に発売されたフォルクスワーゲンの7人乗りフルサイズミニバン『シャラン』が初であり、全車に標準装備されている。
ヴァレオが日本で実施したユーザー調査によると、52%が縦列駐車に、30%がバック駐車に自信がないと回答。また、65%が「Park4U」に興味があると回答した。