三井海洋開発2012年決算、FPSO建造工事などが好調で増収増益

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三井海洋開発、FPSO
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三井海洋開発が発表した2012年12月期の連結決算は、経常利益は前年同期比83.9%増の92億9600万円と増益となった。

売上高は同43.8%増の1868億9100万円と大幅増収となった。FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の建造工事、チャーターとオペレーションサービスの提供で大幅増収となった。期中の受注は、ブラジル国営石油会社からFPSOの建造とチャーター契約などがあり、同23.4%増の3426億6700万円となった。

営業利益は建造工事が順調で、34億7000万円となった。最終利益は同67.2%増の51億3000万円となった。

今期の業績見通しは、既存プロジェクトの建造工事の進ちょくによる収入とリース、チャーター・プロジェクトによる収益に加え、新規プロジェクトに対する受注活動を推進することで売上高が同7.0%増の2000億円と増収を見込む。営業利益も同15.3%増の40億円を予想する。

経常利益が同13.9%減の80億円、当期純利益が同2.5%減の50億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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