アクサ損害保険が発表した2012年4~12月期(第3四半期)の連結決算は、純利益が前年同期比119.9%増の23億4900万円となった。
自動車保険の新規件数増加などにより、契約者から直接受け取った保険料である「元受正味保険料」は同8.5%増の298億5700万円となった。
自動車保険の特約比例再保険の出再保険料等が前年同期比5億6400万円増加し、正味収入保険料も同8.5%増の228億1800万円となった。
また、保有契約件数の増加などに伴う支払保険金の増加により、正味支払保険金は同3.6%増の129億7600万円。正味収入保険料の増加により正味損害率は前年同期比2.4ポイント低下し65.5%となった。
正味事業費率は正味収入保険料が増加したことなどにより、同4.1ポイント低下の18.7%。これらにその他経常収益等を加減した経常利益は同39.1%増の25億1300万円だった。