全日本空輸(ANA)グループは、次世代に残すべき地球環境を利用者とともに考える「e-flight(エコトライアルフライト)2013」を、3月に設定する。
同社は2012年度からの中長期環境計画「ANA FLY ECO 2020」をスタートし、有償輸送量あたりのCO2排出量を2005年度比20%削減する数値目標を掲げている。今回の活動もこの一環。
今回、復興の道を歩む宮城県・南三陸町で「ANAこころの森」の間伐材を使って地元住民が製作したオリジナルグッズを、カーボンオフセット付き商品として国内線・国際線の全路線の機内で特別販売する。商品代金の一部は、一般社団法人more treesを通じて、日本の森づくり・アジアの森づくりに活用してもらう。
商品は「ANAオリジナルピンバッジ」が500円で3月1日~3月31日まで国内線で販売する。「ANAオリジナルパズル」は2000円で、3月1日から4月30日まで国際線全線で販売する。
また、マイルで環境保全活動に参加できる「期間限定・環境サポートマイル」を設定する。一口3000マイルから参加可能。「東北海岸林再生マイル」は、1マイル=1円に換算して「海岸林再生プロジェクト10カ年計画」の支援金として「公益財団法人オイスカ」へ寄付する。「サンゴ再生プロジェクトマイル」も1マイル=1円に換算し、「サンゴ再生プロジェクト」のサンゴの植え付け代として「チーム美らサンゴ」へ寄付する。