日本ピストンリングが発表した2012年4月〜12月(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比30.6%減の20億2300万円と大幅減益となった。
震災やタイの洪水影響からの生産挽回やエコカー補助金等の効果で受注が増加したものの、第3四半期連結累計期間後半の中国における日系自動車メーカーの生産減の影響等により、売上は減少。売上高は同1.6%減の359億7900万円、受注構成の変化や為替変動の影響で営業利益も前年を大きく下回った。
経常利益は同25.2%減の18億2900万円、当期利益は同27.9%減の17億3400万円となった。
通期業績見通しは、前回予測を据え置いた。