キュリオシティが初の標本抽出ドリルを完了

宇宙 テクノロジー
キュリオシティのドリルで開いた穴
  • キュリオシティのドリルで開いた穴
  • ドリル・エリア(ジョン・クレイン)の写真集成図
  • キュリオシティのドリル作業(動画キャプチャ)
  • キュリオシティのドリル作業(動画キャプチャ)
  • キュリオシティのドリル作業(動画キャプチャ)
  • キュリオシティのドリル作業(動画キャプチャ)

NASAは2月9日、火星を探索中のローバー『キュリオシティ』が、ドリルにより岩の粉末サンプルを採集したことを発表した。

キュリオシティが撮影したこのイメージの中央には、「ジョン・クレイン」と呼ばれる岩に、火星で初めて標本採集ドリルを行うことで作られた穴が映し出されている。

このドリル作業は、キュリオシティの火星での活動開始から182日目に当たる2月8日に行われた。

このイメージはキュリオシティのマーズ・ハンド・レンズ・イメージャー(MAHLI)によってsol 182に取得されたもので、標本が採取された穴は0.63インチ(1.6cm)の直径と2.5インチ(6.4cm)の深さを持つ。これ以前に行われた「ミニ・ドリル」テストによって作られた穴(右)は同じ直径で、0.8インチ(2cm)の深さを持つ。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集