近畿車輌第3四半期決算、鉄道車両生産台数低迷で大幅な減収減益

鉄道 企業動向
東海道新幹線区間 N700系 浜松町付近(参考画像)
  • 東海道新幹線区間 N700系 浜松町付近(参考画像)
  • E657系とキハE130系(参考画像)
  • 九州新幹線 N700系 博多駅(参考画像)

近畿車輌が発表した2012年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常利益が前年同期比78.1%減の7億9100万円と大幅減益となった。

売上高は同29.1%減の180億4100万円と3割の減収だった。

鉄道車両関連事業は、JR東日本向けE657系特急やJR九州向けN700系新幹線、海外向けにカイロ地下鉄公団向け電車などがあったものの、車両の生産台数が低調で、同事業の売上げは同29.9%減の174億6200万円と不振だった。

ただ、期中の鉄道車両関連事業の受注は同441.0%増の418億3500万円と好調だった。

収益では、大幅減収の影響で営業利益が同83.5%減の5億9000万円だった。当期純利益は同67.7%減の7億2100万円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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