NASAは1月31日、ジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡に採用されている機尾光学サブシステムの中の第3ミラーのテストについて解説するビデオを公開した。
宇宙からの光がジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡のカメラと科学機器に到達する前に、それは、プライマリー、第2、第3、ファインステアリング・ミラーの4つの異なったミラーによって反射される。
その光のジグザグの経路の3番目にあたるのが第3ミラーで、それはウェッブの18個の六角形のミラーから成る21フィートの幅を持つプライマリー・ミラーの中央部にある、機尾光学サブシステムの中に納められている。
第3ミラーのテストはコロラド州ボルダーにあるボール・エアロスペースによって行われ、光学テストテーブルにミラーを備え付けた状態で、光学テスト装置によってミラーの表面に偏差などが見られないかを精密に検査する。