日本航空(JAL)は、ワンワールド・アライアンスメンバーであるS7航空と1月30日から、S7が運航する成田~ウラジオストク線、成田~ハバロフスク線でコードシェアを開始することを決定した。
JALはコードシェア便の予約・販売を1月29日から開始する。S7は2月15日からJALが運航する成田発着の日本国内線にコードシェアを実施する。
S7は、ロシアを代表する航空会社で、国内線ネットワークではロシア最大規模。モスクワ・ドモジェドヴォ空港を拠点としており、ロシア国内の45都市を含め、ヨーロッパ、中東、アジアの20カ国、80以上の都市を結ぶ。機材はボーイング737-800/400型機、767-300ER型機、エアバス320/319型機を使っている。
JALは、これまで成田~モスクワ・ドモジェドヴォ線の運航を通じてロシアへのネットワークを提供していた。今回のS7とのコードシェアにより、成田から直行便でウラジオストク、ハバロフスクの2都市へとロシア域内へのネットワークを広げることになる。
JALとS7は、既存のマイレージプログラム提携に加えて、新たにコードシェア提携を実施することで、ワンワールド・アライアンスメンバーとしての提携を強化、利用者の利便性向上を図る。