NASAの採鉱ロボットRASSOR、開発経過とイメージを公開

宇宙 テクノロジー

1月25日、NASAは試作中の採鉱ロボット、RASSORの開発経過の報告をイメージと共に公表した。

最新技術を採用した装備を満載し、他の惑星を研究するためのロボットを開発してきたNASAが、デリケートな機器を一旦納め、掘削機と何年間もの間毎日働き続けることが可能なロボットの試作機を製作中している。

レゴリス・アドバンスド・サーフェイス・システムズ・オペレーションズ・ロボット(RASSOR)は、宇宙での使用にはまだ程遠いが、ロボットの初期のデザインはすでに月の土壌を掘る上で充分なレベルまで達しているとみられている。

このロボットが達成すべきは、ロケットによって運ぶことが可能なくらい小さく軽量であること、しかも月の微弱な引力に対して十分な重さを備えていることである。RASSORはこの問題に対してロボット本体の両側に配したドラム型の掘削機を利用し、片側の掘削機にトラクションを確保させ、もう片側の掘削機に地面を掘らせるようにした。

RASSORは一見小さなタンクのシャシーのようで、その両側にアームを介してドラムが取り付けられている。このドラムは動く手として装着されているが、一方でロボットが障害物を踏み越えたり、乗り越えたりする脚のような働きも兼ねる。

開発チームはすでにRASSOR 2のデザインを手掛けており、その試作機はNASAが将来的に宇宙への打ち上げが可能なものに近づいている。RASSOR 2のテストは2014年に開始される予定。
《河村兵衛》

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