1月23日、NASAはトロピカル・レインフォール・メジャーリング・ミッション(TRMM)人工衛星が、熱帯嵐「ペータ」の様子をオーストラリアのポート・ヘッドランド沖の上空を通過しながら取得した。観察データによって3Dイメージの動画を作成、発表した。
TRMMの超短波イメージャーと降水量レーダー(PR)装置によってもたらされた降雨量のデータと、TRMMの可視・赤外線スキャナー(VIRS)のデータをもとに、NASAのゴダード宇宙飛行センターでイメージを制作した。
TRMMは発達しつつある嵐の中央付近で、雨が94ミリメートル毎時のレートに達していることを明らかにしている。また、TRMMのPRデータによる3Dイメージは、激しい嵐が16キロメートルに達していることを示している。