【マツダ アテンザ 発売】安全装備にドライバーの意志推定アルゴリズムを反映

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マツダ・アテンザ
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新型マツダ『アテンザ』は、人とクルマの一体化というコンセプトのもとに開発され、安全性能面においても、このコンセプトは反映されている。

その一例として、同社車両開発本部車両システム開発部主幹の小川伯文さんは、レーンデバーチャーワーニングシステムを挙げる。このシステムは、道路上の白線をカメラが検知し、車両が車線を逸脱することを予測し、ドライバーに警告するシステムだ。このシステムは、「ドライバーによって、車線のどのあたりを走るかが違いますので、ステアリングスイッチでカスタマイズができるようにしています」。つまり、「キープレフトの人もいればキープライトの人など様々なドライバーに対応できるようにしているのです」

また、「ステアリングの舵角の速度を検知して、例えばギュッと右に切れば、これは今、右に行こうと思っているから、ドライバーは意識をしてやっているなと、その時には(警告を)鳴らさないようにしています。しかし、徐々に(白線に)寄って行ってるぞという場合は警告を発します」。つまり、「このようなドライバーの意思推定のようなアルゴリズムも(システムに組み)入れているのです」と述べる。

小川さんは、「まだ100%ではないので、できるだけ狙いのシーンにちゃんと作動して、それ以外は作動しないよう、良くしていかなければいけません。キャンセルされてしまったら元も子もないですから」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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