新疆南路を行く(7) ホータンで待ちぼうけ

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(2)   待ちぼうけ


暫くホテルで休んでいたが、ネットが出来ない。聞けば、少し離れたネットカフェなら出来ると言われ、行って見ることに。ショッピングセンターの裏にあったその店は、ネットカフェというより、ゲームセンター。かなり広いスペースにPCが何百台も並び、薄暗い中、昼間から大勢の人たちがヘッドホンをして、何かを見たり、ゲームをしていた。あまり健全な場所と思えなかったが。


どうやってメールチェックが出来るか聞くと、本来は身分証が無いと登録できないらしい。ただ外国人には臨時証を出すとのことで、カードを貰う。何と1時間僅か3元、これなら暇な若者が昼か屯する訳だ。でも自分のPCは全く繋がらない。この辺は管理がきちんとしている。


メールをチェックするとやることもないので(中国ではツイッターもFacebookも見られない)、外へ出る。隣のショッピングセンターへ入ってみると、2階にお茶屋があった。どんなお茶を売っているのか覗いてみると、鉄観音やプーアール茶など、高いお茶ばかりだった。オーナーの女性は安徽省から出て来て、この店を開いた。お客は漢族もいるし、ウイグル族もいるという。


最近はホータンにも金持ちはいる。彼らは普通のお茶には興味がないので、内地で流行りのいいお茶を持ってきて売っている。地元の普通の人はバラ茶かな。結構大きな店構えだが、どの程度売れるのだろうか。


そして腹が減ったので、周囲を見渡すが、午後4時では開いている店も少ない。ようやく1軒、何だか団子スープと読める店が開いていた。団子やネギ、などが入った美味しいスープに蒸しパンを入れて一緒に食べる。これはかなりイケル。15元。


そしてホテルで待つが、いつまで経っても一行は戻らない。新疆時間午後9時、遂に電話してみた。すると・・、村で大宴会が開かれ、皆へべれけに酔っており、私のことなど、完全に頭から飛んでしまっていた。イヤー参った。


仕方なくホテルを出て夕飯を探すが、既に時間も遅く、屋台も店仕舞いしていた。1軒、まだケバブを焼いている店があったので、ナンと一緒に頼み、口に放り込む。肉汁が何ともいえない。腹が減っていたので、数本食べる。これで満足、ホテルへ帰って寝る。深夜隊長のN教授が恐縮してやってきた。こちらは既に夢うつつであった。

《須賀 努》

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