AMAスーパークロスは2013年1月19日に初戦が行われたアナハイムのエンジェルスタジアムに戻り、第3戦が行われる予定である。先週アリゾナ州フェニックスで行われた第2戦ではマッスルミルク・ホンダのルーキー、ジャスティン・バルシアがベテラン勢を退けて快勝し、そのポテンシャルの高さをアピールした。シーズンが開幕される前に多くの専門家達は、今年はルーキーが450SXクラスで活躍する年だと予想していたが、実際これまでにインパクトを放ったのはバルシア一人だけである。カナードもまたルーキーと言えなくもないが、バルシアはクラスにおける本当の意味でのルーキーだが、前回の勝利は専門家達にとってそれほどの驚きではなかった。なぜならシーズンの始まる数ヶ月前に行われたモンスター・エナジー・カップで優勝を遂げ、すでに評価を得ていたからである。ベテラン勢の中ではこれまでのところ、デビ・ミルサップスがスタートダッシュの良さでレース序盤からトップ争いをするポジションにつけ、順当なレース運びで着実にポイントを稼いでいる。それに反してスタートの悪いライアン・ビロポトやチャド・リードは、中段グループの混乱の中にあって、接触やクラッシュなどが絶えず、思ったようなレースができていない。それでもディフェンディング・チャンピオンのビロポトは、第2ラウンドで果敢なアタックをして、トップに追いすがる追い上げを見せた。250SXクラスでは2連勝のイライ・トマックが圧倒的な強さを見せ、450SXクラスのライダー達をも脅かす存在となりつつある。もしトマックがダラスで行われるレースまでにチャンピオンを獲得すれば、彼が450ccクラスに進出しない理由は無い。だがシーズンはまだ15ラウンドを残し、まだまだ各ライダー及び各チームにとって予断の許されない状況である。
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