【オートモティブワールド13】島根県のEV、2年後の市販化目指す

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島根県次世代自動車等技術研究会は、オートモティブワールド13にこのほど試作したレトロタイプの電気自動車(EV)を展示。そのユニークな形状のせいか、来場者が立ち止まって見ていく姿が多かった。

同研究会は島根県にある企業44社と、島根大学、島根県産業技術センターが集まって結成された組織で、次世代を担う自動車の開発を通じて今後の自動車関連市場に対応できる技術開発、技術の高度化、人材育成を目的としている。その次世代を担う自動車第1号が、今回展示したものだ。

馬車のような電気自動車で、5人乗り。全長2380mm、全幅1300mm、全高1600mm、重量320kgで、モーターは後輪のインホイールモーターとなっており、最高速度は60km/h。電池はリチウムイオン電池を使用し、約4時間の充電で約50km走行できるそうだ。そして、ハンドルは円形ではなく、バイクのようなバーになっている。

「今回の展示会に間に合わせるために、元旦もこの車の製作を行っていました。ただ、まだ試作車なので、実際に走らせるためにはこれからいろいろなところを改良しようと考えています。そして、今年中に観光客を乗せて松江城内を走らせようと考えています」と製作を担当した関係者は話し、2年後には市販化していく計画だという。

一般道で普通の車と一緒に走らせようとは考えておらず、観光地やイベント会場を中心にあくまで観光用として走らせていく。そのため、実際は速度制御機能によって20km/hで走らせるようにしている。販売も自治体や観光地を中心に考えているそうだ。
《山田清志》

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