ヨーロッパの高校生達がコントロールするドロイドが国際宇宙ステーションで障害物競走

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  • レトロスフィア・スペース・ゲームの決勝に勝ち残った高校生達

欧州宇宙機関(ESA)は、国際宇宙ステーションで行われたヨーロッパ諸国の高校生達による「レトロスフィア・スペース・ゲーム」の優勝者を発表した。

今年のコンペティションは、ヨーロッパの各地から130を越える高校の生徒達がソフトウェアをプログラムすることによって、宇宙でドロイドを操作するというもの。

レトロスフィア・スペース・ゲームは、2機のミニ・ロボットがコースを可能な限り少ない燃料を使って競争するものである。そしてこの3分間のプログラムされた舞踏の間、バレーボールほどの大きさのスフィアは、12の圧縮ガスを噴出する装置を使って動く。

プレイヤーは対戦相手の塵の雲の中を操縦して進む間、撤去された衛星から追加燃料を得、衛星を軌道から外すことで追加ポイントを得ることが可能である。

「生徒達が、彼らの作り出したアルゴリズムを宇宙で操作するのを見るのは、本当に特別なことだ。」とNASAのケビン・フォード宇宙飛行士は語った。そして乗組員仲間のトム・マーシュバーンと共に、日本のきぼう実験棟に試合をセットアップした。

欧州決勝戦で最も多くの燃料を残したチームは、ドイツとイタリアの高校生達による連合チーム「BEER同盟」で、ニュートンの運動法則を実証するエキサイティングな決勝ゲームで、彼らの開発したソフトウェアーが、彼らのロボットの勝利に繋がる道順の計算を行った。

《河村兵衛》

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