金融庁は1月9日に開いた審議会で、自賠責保険の保険料を4月から15%値上げする方針を固めた。自賠責保険の保険料とは、自動車やバイクユーザーに最低限義務付けられている保険だ。
値上げの理由は、自賠責保険の収支悪化。損害保険料率算出機構によると、2012年度の収支見込みが約1400億円の赤字になるようだ。
普通乗用車では現在は2年で約2万5000円の保険料が、年間1000円以上値上がりすることになる。バイクの場合だと、1年あたり900円程度の値上げになる。
バイクの自賠責保険で36カ月だと2800円弱の値上げになる見込み。