日産の新型セダン『シルフィ』が、発売から1か月間で月販目標台数の約4倍となる2372台を販売した。日本自動車販売協会連合会が10日に発表した、2012年12月の乗用車系車名別販売台数ランキングから明らかになった。シルフィは2012年12月に販売を開始した、『ブルーバードシルフィ』の後継車となるコンパクトセダン。従来からの特徴であるゆとりある室内空間はそのままに、内外装の質感を向上、さらに新開発の1.8リットルエンジンを搭載し走行性能、燃費性能を向上させた。2012年12月の乗用車系車名別販売台数ランキングでシルフィは19位。セダン単一車種としてはカテゴリでトップとなった(5位スバル『インプレッサ』、7位トヨタ『カローラ』はハッチバック、ワゴンも含まれる)。好調の要因について日産は、「モダンで先鋭的なデザインが、お客様から好評を頂いている」とコメント。グレード別、ボディカラー別の受注状況は以下の通り。最上級グレードの「G」が4割を占めている。受注状況■グレード別G(238万9800円) 39%X(209万4750円) 56%S(193万7250円) 5%■ボディカラー別シルバー 28%ホワイト 28%グレー 17%ブラック 16%ブルー 8%レッド 3%