歩行者をひき逃げした男を逮捕、原因は飲酒運転と前方不注視

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4日午後8時50分ごろ、三重県松阪市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた31歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。クルマは逃走したが、警察は後に27歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

三重県警・松阪署によると、現場は松阪市嬉野中川新町付近。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。31歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたが、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。クルマはそのまま逃走したため、警察はひき逃げ事件として捜査を開始。現場近くでボンネットなどに衝突痕のある軽乗用車を発見し、近くにいた同市内に在住する27歳の男に職務質問を行ったところ、事故を起こしたことを認めたため、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したが、調べに対しては「自宅で酒を飲んだ後、買い物に行く途中だった」、「タバコに火を消そうと下を向いていた際に衝突した」、「後続車が接近していたからそのまま走った」などと供述しているようだ。警察では自動車運転過失致死や酒気帯び運転容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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