公共輸送機関を所有する国営企業のシャリカ・プラサラナ・ネガラは2013年、現在開発中のクラン・バレー軽便鉄道(LRT)とインフラ事業の資金を調達するため、60億リンギのスクーク(イスラム債券)を発行すると発表した。
プラサラナは、30億リンギのスクークを2月に発行する。残りの30億リンギは第3四半期までに発行する予定だ。LRTの建設コストは70億リンギとなっている。
同社は、首都圏における大量高速輸送(MRT)プロジェクトが完成する2018年に、ラピッド・レールをブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に上場する。債務額は90億リンギに上っており、上場により調達した資金を債務返済に充てる計画だ。