NASAの火星ローバー、「キュリオシティ」は「ロックネスト」と呼ばれる小さな穴砂の一区画で、二度目の掘り出し作業を行った。
このイメージの中央にある明るい粒、または他の場所にある同じような粒は、関係者の不安を駆り立てた。なぜならこの付近で以前、宇宙船から落ちた破片の淡い色調のかけらが観測されたからである。
しかし、ミッションの科学チームは、この掘り起こされた穴の中の明るい粒が、宇宙船の破片ではなく天然の火星の物質であると見定めた。
このイメージはキュリオシティの腕に装着されたマース・ハンド・レンズ・イメージャー(MAHLI)カメラによって火星日でのミッション69日目に撮影された。このイメージの視野は、1.6インチ(4センチメートル)に渡る地面のエリアをカバーする。