マレーシア ペナン州で低価格住宅&モノレール建設…ナジブ首相が発表

ナジブ・ラザク首相はペナン州を訪問し、低コスト住宅2万戸の建設とモノレール・システムの整備を行うと発表した。

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ナジブ・ラザク首相はペナン州を訪問し、低コスト住宅2万戸の建設とモノレール・システムの整備を行うと発表した。

低コスト住宅は連邦政府やペナン地域開発公社、JKPなどが所有する土地に建設される予定で、ペナン州における低価格住宅の不足問題解決に繋がることが期待される。中所得層の持ち家促進を図るワン・マレーシア・ピープルズ・ハウジング(PR1MA)計画の一環として建設される。

モノレール・システムは、ペナン州で大きな問題となっている交通渋滞解消になると見込まれる。

ナジブ首相は、与党連合・国民戦線(BN)は国民との約束を守る政党だと強調、次期総選挙でのBNへの支持を呼びかけた。また、民主行動党(DAP)が率いるペナン州政府について、前回の総選挙の際に約束した低価格住宅の建設という公約を守ることができていないとコメント。DAPは住宅問題の解決を行うとしていたが約束を守っていないと批判した。

連邦政府は政府のイニシアティブの成果をアピールするためのイベント開催を全国で予定している。ペナンでのイベントではPR1MAに関するブースが開設され、低価格住宅の購入に関心のある市民が集まった。

伊藤 祐介

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