韓国ヒュンダイモーター(現代自動車)は12月6日、『i30』の欧州での累計販売台数が50万台を突破したと発表した。
i30はヒュンダイの欧州向け主力コンパクトカー。初代は2007年、欧州に導入された。現行型は2011年9月、フランクフルトモーターショー11で発表。フォルクスワーゲン『ゴルフ』やルノー『メガーヌ』などのライバルがひしめく欧州の最量販市場、Cセグメントに投入されている。
当初、5ドアハッチバックだけだった新型には、2012年3月、ジュネーブモーターショー12で『i30ワゴン』を追加。そして2012年9月、パリモーターショー12で、3ドアハッチバックが初公開され、i30シリーズのラインナップが完結した。
欧州向けのi30は、チェコ工場で生産。今回、初代発売から5年で、i30の欧州累計販売台数が50万台に到達した。i30のグローバル販売は、累計100万台を超えている。
ヒュンダイモーターヨーロッパのアラン・ラシュフォース副社長兼COOは、「2007年の発売以来、i30は我々の欧州主力車。高品質で環境性能が高く、総合的な価値は高い」と自信を示している。