死んだと思って逃走、重傷ひき逃げで23歳の男を逮捕

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3日午後10時20分ごろ、愛知県名古屋市守山区内の国道363号で、徒歩で道路を横断していた62歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に出頭した23歳の男を逮捕している。

愛知県警・守山署によると、現場は名古屋市守山区森孝付近で片側2車線の直線区間。横断歩道と信号機が設置されている。62歳の女性は押しボタン式の信号機を操作。信号が青に変わったことを確認して横断を開始したところ、直後に交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は骨盤などを骨折する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、4日夜になってから長久手市内に在住する23歳の男が家族に連れられて警察へ出頭。クルマに衝突痕が確認できたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「倒れている人を見て、死んだものと思い、怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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